発言のあとに舌が動くのは嘘のサイン

人が嘘をついたときに見せるサインはいくつかあるが、その中で特徴が出やすい場所を今回は紹介しようと思う。多少観察力が必要になるが、気付けるようになると面白いと思うので覚えておいてもいいだろう。

人は嘘をついたあとに無意識に唇をなめたり、口の中で舌を動かしたりすることがある。「そんなことないやろ?」と思うだろうが、嘘のような本当の話である。

体に出る嘘の反応

人は自分に嘘をつくことはできない。よって、嘘をつくときは嘘をつこうとしている自分に自覚があることになる。

バレないように必死で平静を装うとすると、緊張から唇の内側が乾いてくる(自覚はない)。

自分のついた嘘に相手が納得した様子を見せると、嘘がとおったという安心感からその緊張をほぐすために乾いた唇を舐めたり、口の中で舌を転がしたり、唇を畳み込んだりする。いずれも、無意識にやってしまう行動だが、無意識なのでやっている本人にその自覚はない。

乾いた唇を舐めたり口の中で舌を転がすのは、嘘をついたときではなく嘘がとおった瞬間に出る行動なので、確認するタイミングには注意が必要だ。

直接疑いをかけるのは逆効果

相手に、

女性

  • 嘘ついてない?
  • 嘘ついてるよな?

と聞いても、嘘をつく目的で嘘をついている相手に、嘘を問い詰めてもあまり意味がない。

相手に嘘を問い詰めたところで、

はい、嘘です。すみませんm(_ _;)m

男性

と返すぐらいなら、最初から嘘はつかないからである。

証拠を提示できないのに疑いをかけると、開き直られて余計に面倒臭くなるかもしれない。相手を疑うときはそれなりのものを揃えて、相手が反論できない状況に持っていけるだけの準備してからするようにしよう。

相手が嘘をついていることがほぼ確実なときは、直接相手の口から聞こうとせずに体に出る反応を利用して嘘をあぶり出すほうがいい。相手の話している内容に「嘘っぽい」「胡散臭い」と感じても、その時点では単なる憶測にすぎないわけで、もしかすると勘違いの可能性もありうる。

相手の反応を観察するために、ここでは一度相手の言葉を信じて引き下がってみる

もし、相手が嘘をつこうとしているなら、こちらが納得した態度を見せたりわざと信じた様子を見せることで「嘘がとおった」という安心感から緊張を緩和させようとする反応が体に出るはずだ。

相手は嘘がとおったと確信した瞬間に気を抜くわけだが、実際はそのあとに出る体の反応にその真意が隠れているのである。

嘘をつこうとしている人の心理状態

嘘をつこうとしている人は、その嘘がとおるまではストレスと闘っている。

  • 大丈夫かな・・・
  • バレへんかな・・・
  • 信じるかな・・・
  • どう言うたら信じるやろ・・・

嘘を企んでいる男性

そんな状態かもしくはそれに近い状態だろう。

顔には出していなくても、早くこの場を逃れたいと心の中では思っているので、長くは耐えられない。

わざと相手に同意を示すことで相手の緊張をほぐし、気を緩ませて嘘の反応が体に出やすい状態に持ち込む。

人は嘘をつくとき、嘘をとおすことに全意識が集中する。嘘がとおったあとは、緊張の緩和とホッとした気持ちからそれが嘘であったという証拠が体に出やすくなる状態にある。

相手は嘘をとおすことに意識が集中しているが、嘘がとおった後に出る体の反応は無意識の領域で起こるため、そこまでカバーできる人は訓練していない限りほぼ不可能。

口元を強張らせてしゃべっていた相手が、口元を緩めて唇を一瞬なめたり、口の中で舌を動かすような動きを見せれば、そのときが嘘が確定する瞬間である。

嘘をついたときに起こるこの流れの知識がない人や、訓練していない人は必ずやってしまう行動である。

嘘がとおるまでのストレスが大きければ大きいほどその後に出る反応も大きくなり、例え知識があってもよっぽど訓練をしていないとやってしまうのが無意識の領域で出てしまう反応といえる。

顕在意識と潜在意識の割合

心理に疎い人は、潜在意識にも疎いだろう。

アイルランド出身の ジョセフ・マーフィー氏は、顕在意識と潜在意識の比率を「 1:9 」と述べており、彼は人間の本質の9割が意識下よりも無意識下にあらわれると説いている。

まとめ:発言のあとに出る嘘のサイン

相手の嘘を暴こうとする行為は、「嘘をついていることを前提に相手を見ている」と解釈することもできる。

最初から疑ってかかるのは決して褒めらることではない。その疑いが事実と異なれば、相手にはかなりの迷惑をかけることになる。

心理学はわかれば面白いが、相手や場所も選ばずに好き好んで使うものではない。相手の言っていることがいくら嘘だとわかっても、あえて騙されたように振舞ってあげることで相手が助かる場合もある。

あくまでも、自分を守るためや人を知るための知識のひとつと捉えていただきたい。

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