ウェブサイトの修正や変更に時間を要する場合は一時的に公開を停止するのが原則
WordPressを利用している方の中で、デフォルトのテーマにまったく手を加えずにそのまま使っているという人もいるかもしれない。
自分でカスタマイズしたり、オリジナリティを出すためにCSSやPHPをいじっている人なら、サイトをパブリックに公開した状態で修正や変更を繰り返していると、修正や変更途中のサイトをビジターに見られてしまうリスクが生じる。
なので、修正や変更を加えるときは一時的にサイトへのアクセスを制限し、作業が完了するまで非公開にするのが一般的である。
サーバーエージェントの無料ブログサービス、アメーバブログもメンテナンス中はすべてのブログと管理画面へのアクセスが制限される。
特に、WordPressでテーマを変更したときなどは、大がかりな修正や変更が必要になる場合もある。不完全または未完成の状態にあるサイトをパブリックに公開することは普通はやらない。
今回はプログラムの書き換えや修正、変更、動作確認などの際に、その途中経過を一時的に非表示してウェブサイトを外部に公開しないプラグイン、Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd について解説する。
Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd とは
公開前のブログやプログラムの書き換え、修正、変更などの際に任意の代替ページを設定、表示できるプラグインである。
WordPressにログイン中のユーザー(管理者)にのみ、本来公開されるサイトの表示や動作確認ができ、それ以外のユーザーには設定した代替ページを指定することができる。
不完全または未完成の状態にあるサイトを、一時的に非公開にできるというプラグイン。
Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProdプラグインのインストール
Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProdプラグインをWordPressからダウンロードする場合は下記をクリック。
1.管理画面 プラグイン 新規追加をクリック。
2.検索窓に「Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd」を入力してEnterをクリック。
3.作者がSeedProdであることを確認後、いますぐインストールをクリック。
4.プラグインを有効化をクリック。
5.設定 Coming Soonをクリック。
6.Cotentタブから真ん中のEnable Coming Soon Modeを選び、Save All Changesで保存。
7.ロゴ、見出しタイトル、本文を挿入してSave All Changesで保存。いずれも任意。
8.Designタブを選択し、背景色または背景画像をBackground Image に挿入し、Save All Changesで保存。
9.そのまま下へスクロールし、Text欄で文字色、リンク色、タイトルカラー、フォントの種類を変更後、Save All Changesで保存。
変更は任意であるが、設定する背景色や画像によっては文字が見にくくなる場合がある。
Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProdプラグインは、多くの機能が実装されている。CustomCSSやHTMLも使えるので、お好みで試してみてはどうだろう。
メンテナンス、修正、プログラムの書き換えなどを終え、再びサイトを公開(パブリックに戻す)する場合は、Contactタブ General Status Disabled を選択して Save All Changes で保存すればOKだ。
まとめ:Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd
この手のプラグインは検索すれば他にもたくさん見つかるだろう。
また、Coming soon and Maintenance mode(demo1, demo2 )というプラグインは、公開までのカウントダウンタイマーや購読フォーム、背景に任意の動画を自動再生で差し込むことも可能だ。
「Coming Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd」と「Coming soon and Maintenance mode」は名前がよく似ているが別々のプラグインなので注意。
この手のプラグインは、あくまでも管理運営側の事情でサイトを一時的に非公開にするのが本来の目的である。読者やファンの方々は、普段あなたが運営しているサイトに関心があってあなたのサイトに訪問する。
オシャレを追求したり飾ったり、本来あるべきサイトの非公開時間が長くなればなるほど、サイトに対しての不信感が大きくなることは覚えておいたほうがいいかもしれない。
当プラグインでサイトを一時的に非公開にするための代替ページでは、あまり多くのものを突っ込まずに必要最低限に抑え、少しでも早く本来のサイトを公開することのほうが重要である。