好かれる人と嫌われる人の違い5選

人には「好かれたい」「認められたい」という感情がある。その感情はすべての人間に共通して当てはまるものだ。

例えば、あなたが猫を飼っていたとしよう。

よっぽど頭がイカれていない限り、自分に懐いてくる猫をうっとおしいと思って蹴り飛ばそうと考える人はいないだろう。逆に、何をしても懐かない、何をしても言うことを聞かなければ、自分のしつけが悪いにもかかわらず「可愛くない」と猫のせいにしたりする飼い主は少なくない。

人間ほど身勝手で愚かな動物はいないのかもしれない。

言葉が通じない動物を可愛いと思うのは、懐いてくれることで自分(人)を受け入れてくれていると思うからだ。だからこそそれに答えようと、人は可愛いと思った動物を世話してみたいという気持ちに駆られるわけである。

動物は正直だ。常に正しい反応を返してくる。

動物の行動を観察すれば、そこには人間関係が上手くいかない原因のヒントが隠れていることに気づくだろう。

心が種族を選ばないのは、すでに多くの動物が証明している。

動物に懐ついてもらえない人は、もしかすると人にも好かれない原因がある人なのかもしれない。

今回は、好かれる人と嫌われる人の特徴を5つに絞って抜粋する。心当たりのある方や思い当たる節のある方は、ぜひとも実行してみてほしい。

以下に記述する5つを気をつけるだけで、周囲の反応が変わることを約束しよう。

1.話すより聞ける人間に

人は誰でも自分のことを話したいと思っている。話を聞いてもらうことで不満や不安が緩和されると思うからだ。

好かれる条件の一つ目は、自分よりも相手を優先にする付き合いができる人。話したいことがあってもまず聞き役に回れる人は好かれ、逆に自分が話したいからといって延々と自分の話を続ける人は嫌われる。

自分に話したいことがあるなら、相手にも話したいことがあると考えよう。

自分がしゃべりたいときに相手の話を聞き続けるのは、意外と労力が必要になる。相手が話を聞くことに慣れていなければ、最初は聞こうと思って聞いていた話も、途中から聞かされているという感覚に変わってしまう。

これがストレスに変わり、嫌われる原因になるのだ。

人には、自分のために犠牲になってくれた人を放っておけなくなる性質がある。これは、覚えておくと参考になるはずだ。

聞くより話したい人には少し大変かもしれないが、まず相手のために犠牲になってみよう。

自分に話したいことがあっても、相手が話したいと思っていることを先に全部聞いてあげる。そうすることで相手は、先に「自分の聞いてほしい話を先に聞いてくれた」という軽い罪悪感に返報性の法則が重なり、あなたの話を聞く準備が整うのである。

相手のために先に犠牲になる、大きなポイントなので覚えておこう。

2.気を使わせる前に気を利かせられる人間に

気を使わせる人に不快な感情を抱くことがあっても、自分に気を利かしてくれる人を不快に思う人はいない。

なぜなら、気を利かせるためにはその人のことを気にかけていないとできないことだからである。

人に気を利かせられる人は、常に相手を注意深く観察している。

別の表現をすれば、相手の中に自分の存在がしっかりあるということ。だから、自分に気を利かせてくれる人には好意的なイメージを抱くのである。

相手の考えや行動に無関心な人は、相手が望んでいることにも気づかないし、気づけない。

相手に気を利かせられる人というのは、自分が何かをしてもらう前に相手が喜ぶことや助かることを先にしている人のはずである。

気の利かせ方がわからない人は、相手が喜ぶことや助かることがないか探ってみよう。

3.約束が信用に変わるのは約束を取り付けたときではなく守ったとき

自分との約束(決意または決断)を除いて、約束は相手がいてはじめて成立する。約束をきっちり守る人は、それだけ相手を大事にしている人だ。

しかし一方で、「約束」を勘違いしている人が多いのも事実である。約束には思い込みによる落とし穴がある。

多くの人が約束を取り付けたときが約束と思っているが、実際は約束を取り付けたときではなく、その約束が守られたときなのである。

約束を取り付けた時点では、約束は成立していない。だから、約束をしてもその約束が守られなかったとき信用問題になるのだ。

よくわからないという人は、約束をする気になれない人をイメージすればこの意味がよくわかるだろう。人は、結果を確認するまで心底他人を信じることはできないようにできている。

100回の言葉を聞かされるより、1回の行動を見せられるほうが信用に値するのもこれで納得できるだろう。

約束は予定ではない。予定を確約するのが約束である。

守れる確証のない提案を持ち掛けて、相手がスケジュールを調整した後に、

  • ごめん、急用ができた
  • 悪いけど、行けなくなった

どんな理由があろうと、互いに取り決めたことが果たせなくなった時点で相手を裏切ることになってしまう。仮に、やむを得ない事情だったとしてもそれはこっちの都合であって相手には関係ないのこと。

あなたと交わした約束は守られずに終わったという事実だけが、あなたのイメージとして相手の中に残ってしまう。あなたが仕方ないと思っていても、相手もそう考えるとは限らないということだ。

守れる確証のない段階では、あくまでも「予定」で留めくほうがいい。そして、約束をしたからには他のどんなことを差し置いてでもその約束を守るようにしよう。

その姿勢が、相手のことをどこまで考えているかにあらわれるのだ。

そして、どうしてもその約束が守れない場合は、その事実が確定した時点ですぐに相手に連絡を入れるようにしよう。

互いに取り決めた約束が相手の知らないところで果たせなくなったことが確定しているにもかかわらず、その事実を知っているのが自分だけというのはおかしな話である。自分を無視した行動に、相手がよく思うはずがない。

自分が逆の立場なら、

なんで連絡一本入れられへんねや!?こっちはお前が来る思てずっと待ってんねんぞ!!

と思うだろう。

自分がされて腹が立つなら、相手も同じ気持ちになることを忘れてはならない。

4.自分の要求より相手の要求を

どんな人間にも、相手に求める要求がある。

人に好かれる人は、自分の要求を聞いてもらうより相手の要求に先に答えようとする。したがって、相手が何を望んでいるのか、どうしてほしいのかを先に聞いてくれるはずだ。

一方、嫌われる人は相手の要求どころか自分の要求を聞いてもらうことしか考えていない。自分の要求を聞いてくれるなら相手の要求も聞く、そういう考え方である。

あなたが急いでいるときに、それに気づいた人が「お先にどうぞ」と順番を譲ってくれたら素直に嬉しくないだろうか。

人は、自分のために犠牲になってくれる人を嫌いになれないのである。

5.相手のしゃべりたいことが答えになる質問をふる

人には、「しゃべりたいこと = 聞いてほしい = 自分と同じ気持ちになってもらうことで共感や同意を求めたい」という思いがある。

これについては「人たらしが密かに使っている心理学」の「場数を踏んで観察力を鍛える」で詳しく触れているので参考にしてもらいたい。

まとめ:好かれる人と嫌われる人

好かれる人と嫌われる人の違いを抜粋した。

中には心理的な効果を呼ぶものもあるが、これら5つを実行するうえで知識やテクニックは必要ない。今回は、意識次第ですぐにでも変えられる特徴に厳選したので、不十分と思う点が上記5つの中に見つかった方は、ぜひともそれを追求してみてほしい。

今回の5選に共通する点はたった2つしかない。

  • 自分より相手を優先する
  • 相手のために自分を犠牲にする

最初はしんどいと思うかもしれないが、自分より相手を優先し、相手のために自分を犠牲にしたことに見合うだけの反応が相手から返ってくるはずである。

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