インターネットの通信定額プランはもちろん、最近はカケホーダイなどという通話料金の定額プランも当たり前になってきている携帯電話だが、すべての国内通話が無料で利用できるというわけではない。
今回は、カケホーダイの定額プランから除外される3つの代表的な国内電話の情報をNTTドコモからいただいたのでシェアしておこう。
わずか3つなので、覚えておいてもいいかもしれない。
カケホーダイプランから除外される代表的な電話番号
- 0570 – XXX – XXX
- 0180 – XXX – XXX
- 0067 – XXX – XXX
0570番号
0570から始まる電話番号はナビダイヤルと呼ばれるもので、1997年5月1日からNTTコミュニケーションズが開始した電話の付加サービスのひとつである。
0570 から始まる電話番号に電話をかけると、
ナビダイヤルでお繋ぎします。この通話は22.5秒ごとにおよそ10円の通話料金でご利用いただけます。
– ナビダイヤルガイダンス –
というガイダンスが流れる。
携帯電話が当たり前のようになった今では、携帯からは繋がらないフリーダイヤルのもうひとつの連絡先窓口として使用されているのをよく見かけるようになった。
0180番号
0180から始まる電話番号は、多数の電話が集中しても話し中になることがほとんどないという特徴から、テレビなどで視聴者からの声を集めたり、集計や確認の目的で使用されていることが多い。
0180から始まる多くは、テレビで見かけることが多いのではないだろうか。
0067番号
0067から始まる電話番号は、見たことがないという人も多いかもしれない。
「67コール」というサービスがあって、これはテレビのクイズ番組や投票番組に電話で声を届けたり、番組に参加できるというサービスに用いられる番号のようである。
以上がNTTドコモからいただいた、カケホーダイから除外される3つの国内電話番号である。
ドコモに限らず、代表的な3キャリア(au, softbank )にも該当するので、覚えておいてもいいかもしれない。
いずれも使うことはないかもしれないが、強いて言うなら携帯電話から繋がらないフリーダイヤルのもうひとつの連絡先に、0570から始まる番号を案内されることがあるぐらいだろう。
まとめ:カケホーダイプランから除外される電話番号
0570、0180、0067の他に他社接続サービス通信料として料金が課金されるのは、104の案内とSMSの送信である。
SMSは送信のみ課金で、受信には課金されない(NTTドコモ)とのこと。なので、0570、0180、0067、104の4つは、通話料自体は無料だが、情報料として携帯電話事業者から代理請求が上がってくると捉えておけばいいだろう。
NTTドコモカスタマーサービスの窓口担当者によると、
国際電話を除いて、0570、0180、0067、104、SMSの送信以外で課金料金が発生することは、余程特殊な電話でない限りNTTドコモではまずありません。
– NTT ドコモ –
とのことだった。
なお、NTTドコモの「Xiカケ・ホーダイ」は2014年8月31日をもって新規受付が終了している。
NTTドコモと他のキャリアでは若干違いがあるかもしれないので、定額サービスについては各携帯電話事業者に確認しておくことをおすすめする。