この記事では、当ブログの管理人である私が筋トレや運動などを一切することなく、3ヶ月と3週間で18.5kgの減量に食事制限だけで成功した方法を包み隠さず公開しています。
- 3ヶ月で18kg!?
- 嘘つけ!盛りすぎやろ!!
そう思った人も中にはいらっしゃることでしょう。
ですが、これが本当に本当の話なので、なぜ3ヶ月という短い期間でこのような結果を出すことができたのか、その流れをこの記事で公開させていただこうと思った次第です。
短期間で、確実かつ成功できるダイエットをお探しの方はぜひ試してみてください。
この記事で触れているポイントを正確に理解し実践すれば、結果に個人差はあっても短期間で劇的な成果を得られるはずです。
- 成功体験がないけど今度こそ痩せたい
- 最小限のストレスで劇的な変化を手に入れたい
痩せなければならない理由やその目的が明確にある方は、私が実践した方法を参考にしてみてください。
繰り返しになりますが、この記事で紹介するダイエット方法は「短期間」「確実」「簡単」「成功」の4つがポイントになっています。確実に成功するダイエット方法を、しかも約3ヶ月という短期間で実現したい方には最適な方法です。
なぜなら、実際に私が実践してすでに結果を出しているからです。
カラダも軽くなりましたし、体調の良い日が毎日続いています。唯一ダイエットに成功して困ったことを挙げるなら、ウエストのサイズが合わなくなり、ズボンが腰骨で引っ掛からずにズリ落ちてしまうようになったことでしょうか。
今まで履いていたジーパンやスーツのスラックスなどは、腹回りに拳(こぶし)一個分ほどの隙間が空くようになり、ベルトで縛っても縦にタックが入ってしまうため、さすがに不細工なのですべて買い替えました。
ダイエット後に顔を合わせた人からは、
- は?嘘やろ?何したん?
- めっちゃ痩せてるやん!
- 誰かわからんかったわ。
わずか3ヶ月で約18kg の体重を落とした私を見た全員が、目を真ん丸に見開いて驚きました。
ダイエットを考える人の多くは、自分が太っていることを自覚している人だと思います。私は、健康なカラダを取り戻すことが目的で始めましたが、ダイエットを始める理由や目的は人それぞれで異なるかもしれません。
独自のやり方や間違ったやり方さえしなければ、多少の個人差はあっても私と変わらないほどの減量を短期間で体験できるはずです。
なお、私は今回の減量に踏み切る前にカラダの仕組みと食材がカラダに与える影響をきっちり理解したうえで始めましたので、短期間で結果が出ることは事前にわかっていました。
ですが、今回の減量は個人的に取り組んだ減量だったこともあって減量開始前からのデータは取っておらず、写真でその経過を残し始めたのが開始から1ヶ月を過ぎた(目に見える変化に気づいた)ぐらいでしたので、中には「もともと太ってなかったんちゃうん?」と、結果の信憑性には疑いを持たれる方も出てくるかもしれません。
ただ、私が実践した方法を紹介した知人も開始から約1ヶ月で8kg ほど落としていますので、解説どおりに実践していただいた方には結果を約束させていただけると思います。
- 身長:168cm
- 体重:80kg
- BMI:28.34(超肥満)
● ダイエット開始前の外見について
私は学生時代から運動やカラダを動かす機会が多かったこともあり、外見上は体型の崩れはあまりなく、体重が80kgもあるようには見えなかった。服を着ると実際より着痩せし、体重の多くは内臓脂肪が占めていたと思われる。
何を言っても最後は論より証拠になるかと思いますので、この記事の後半に2018年4月24日(火)~2018年8月15日(水)まで(3ヶ月と3週間後)で得られた成果を載せておきます。
後ほど、ご覧になってみてください。
ダイエット期間中はストレスと向き合う日々が続きます。25歳未満の女性の方は、以下の記事を必ず確認いただいてから続きを読み進めるようにしてください。
成功するダイエットはカラダの仕組みの理解と正確な情報によって実現する
ダイエットに失敗する人や挑戦するのに思うような結果が出ない人の多くは、正しい知識を入れないまま「こうすれば痩せるだろう」という自分の思い込みでダイエットを始めている傾向があります。
カラダの仕組みも理解せず正確な知識もない中で適当にはじめても、それは自分の望んでいる結果にわざわざ遠回りをするようなものです。ダイエットには必ずストレスがついてまわり、自分の思っている時期を迎えてもなお目に見える結果が出ていなければ、ストレスに耐え切れなくなった人の中には挫折する人も出てくるでしょう。
また、挑戦したのに結果が出なかったその反動から暴飲暴食に走り、今まで以上に食生活に悪影響を出す人もいます。
ダイエットを始めるときは、食材がカラダにもたらす影響とカラダの仕組みをきっちり理解したうえで始めなければなりません。
それが、最短最速かつ最小限のストレスで最大限の結果を出すもっとも合理的な方法だからです。
ダイエットとストレス
先でも触れましたが、ダイエットには必ずストレスがついて回ります。なぜなら、今まで無意識にしていた行動を完全にストップさせるという「ガマン」が必要になってくるからです。
例えば、「食べていたものが食べれなくなる」、これもガマンによって生まれるストレスの原因になるものです。中には、たまたま自分の「一番好きな料理が食べれなくなる」といった人も出てくるかもしれません。
ですが、わずか3ヶ月の辛抱です。決して絶食するわけではなく、「結果の妨げになる食材」や「目的の実現を遅らせる原因になる食材」を3ヶ月間だけ控える、それが今回紹介する確実に成功するための条件です。
逆に言えば、これしかやることはありません。
「摂取していい(しなければならない)食材」と「摂取してはならない食材」を3か月間だけ維持する―――たったそれだけのことで、3ヶ月後には確実に痩せているのです。
もし、「3ヶ月も耐えられない」と思ったのなら、ダイエットそのものを諦めたほうがいいかもしれません。もともと「太る」という結果は、自己管理不足が招いた結果であり、痩せる目的が自分の中で明確なら3ヶ月という期間は決して難しい時間ではないはずだからです。
ダイエットは、
- 自分は何のために痩せるのか
- 何のためにダイエットをするのか
それを自分の中ではっきりさせてから始めないと、失敗や挫折に繋がる原因を大きくします。
- 綺麗になりたい
- 健康になりたい
- モテたい
- カッコよくなりたい
- ○○(ブランド)の服を着れるようになりたい
人それぞれ、ダイエットに踏み切る理由は様々だと思います。ですが、たった3ヶ月という短期間の食事制限に、やる前から耐ようとしない自分がいるのであれば、その人はダイエット成功後に得られる結果を本気で望んでないのだと思うのです。
なぜなら、食べたいものが食べれなくなるのなら…
- 綺麗になれなくていい
- 不健康でいい
- モテなくていい
- 太ったままで構わない
そういう解釈になるからです。
人が心の底から望む新しい結果というのは、常に「我慢」と「努力」の先にあるものです。逆に言えば、我慢に耐えつつ努力し続ければ、必ずいつか望みは叶います。
そして、その結果を少しでも早く現実のものにしたいのであれば、事前にカラダの仕組みと食事がカラダに及ぼす影響をしっかり理解したうえで始めるのは、もはや当然のことといえます。
間違った方法を続けることは、得られるはずのない結果を追っている無駄な努力になる他、その先にあるのは成功ではなく挫折だからです。
成功したときに手に入る新しいカラダと何とも言えないこの達成感は、どれだけ言葉で説明してもわかるものではありません。成功した人間だけが感じることのできるこの感覚を、是非あなたにも体感してほしいと思います。
ダイエット前の心得
ダイエットを考える人の多くは、自分がダイエットで成功したときの未来を想像しているものです。
無意識にストレスを回避しようとする心理から、「より簡単」で「より楽」に「より短期間」で「より確実」に成果が出る方法に出会いたいと思っていることでしょう。
私が実践した方法はこれらの条件をすべて満たしているだけでなく、経済的負担もゼロです。
食事制限だけで実現可能な方法なので、成功するために何かを購入したり、準備したりといった必要もありません。必要なのは、カラダの仕組みを理解し、摂取してよい(しなければならない)食材と摂取してはならない食材を明確にして、それを3ヶ月間維持する。
これだけです。
実際、私はカラダに取り込む食材の一部を一時的に制限しただけで、筋トレや運動も一切せずに今回の結果を出すことに成功しています。あなたにも必ず得られる結果ですので、一度ダイエットを決断したら、あとは3ヶ月後の自分だけを見て取り組んでみてください。
男性と女性のダイエットの違い
男性は筋トレや運動でカラダを絞ろうとする一方で、女性は食事制限だけで理想の体型を手に入れようとする傾向があります。中にはジムに通う女性もいると思いますが、そんな女性は稀でしょう。
大半の女性は「時間がない」「楽して痩せたい」などの理由から、食事だけで何とか痩せようと考えます。その結果「食べなければ痩せる」という安易な考えでダイエットをスタートさせ、昨日まで食べていたものをいきなり抜いたり、一日一食だけにしたり、その一食をサラダだけにしたりして、毎日風呂上りに自分のカラダを鏡に映し、目で確認できる変化を探そうとします。
そして、毎日体重計に乗り、昨日より軽くなっている自分を見て喜ぶのです。
確かに一日一食しか摂らず、しかもその一食がサラダだけの日が続けば、数日で目に見える変化は確認できるかもしれません。ですが、そういうやり方をしている女性は、カラダではなく鏡に映った自分の顔を見てください。
血色が悪く、目の下にクマができ、見るからに不健康でドス黒い顔をしているはずです。本人は痩せているつもりかもしれませんが、それは痩せているのではく、窶(やつ)れているだけ。
食事を戻せばリバウンドは避けられないでしょう。
健康を害するやり方で理想のカラダが手に入らないことは科学が証明しています。仮に「綺麗になるため」や「男性から魅力を感じてもらえるような女性になる」ことが目的でダイエットを始めるのなら、男性は不健康そうに見える女性とは無意識に距離をとるようになることも女性には併せて覚えておいてほしいと思います。
「痩せる」も「太る」も最後は食事で決まる
カラダの体型を変える脂肪は、糖分の蓄積が原因で起こります。糖質は主食と呼ばれる炭水化物にもっとも多く含まれ、消化されずに残った糖分が脂肪としてカラダに蓄積されるのです。
つまり、消化しきれなかった糖分が脂肪となって体内に蓄積し、その脂肪(内臓脂肪)の量が筋肉の量を超えると、筋肉で抑えきれなくなった脂肪が体の外に目に見える形になってあらわれるという仕組みです。
したがって、短期間に脂肪を落とす場合は、体内に蓄積した糖分を消化しつつ、体内に取り込む糖分摂取量はほぼゼロにする必要があります。糖分を多く含む主食(炭水化物)を完全に排除することで、体内に蓄積した脂肪を消化しつつ、脂肪の増加を食い止めるのです。
後で詳しく解説しますが、具体的には「米」「麺」「パン」「お好み焼き」「たこ焼き」「ピザ」など、デンプンを含む小麦粉や穀物を完全に断ちます。
ここで、簡単に聞こえた人は注意してください。これだけで、今まで普通に食べていたほとんどの食材が驚くほど制限されることになります。
さらに、制限されるのは炭水化物だけではありません。他にも、摂取してはならない食材が多々あり、逆に摂取し続けなければならない食材もあるからです。
具体的な食材については後ほど解説します。
糖質と脂肪の関係
糖質と脂肪の関係を理解せずにダイエットに踏み切るのは無謀です。ダイエット中のストレスを増幅する他、失敗と挫折の原因につながる場合もあるので今ここで理解しておいてほしいと思います。
私は冒頭で「3ヶ月と3週間で…」と記載しました。ですが、この3週間は実質ダイエットにはカウントされない期間となります。
実は、人間のカラダは糖分の摂取を絶ってから21日後に体内中の糖分がほぼ空になることがわかっています。体内に溜まった糖分を空にするためには、最低でも3週間かかるということです。
これは非常に大きなポイントなので、必ず覚えておいてください。
そこで、
- なぜ、体内中の糖分を空にしなければならないのか
- この3週間のうちにカラダでは何が起こっているのか
これについてですが、いくら糖分の蓄積で脂肪を蓄えたカラダであっても、カラダは呼吸をするだけで糖を要求します。
太っているからといってお腹が空かないなんてことはなく、痩せているから猛烈に空腹に襲われるということもありません。つまり、カラダが糖を要求するのと、糖によって蓄積した脂肪の量とは何ら関連性がないのです。
しかしながら、糖が脂肪の原因であることに変わりありません。そこで、カラダが糖を要求する仕組みを逆に利用します。
これが、糖質(炭水化物排除)ダイエットです。
先ほど、糖の摂取を絶ってから21日(3週間)で体内中の糖分がほぼ空になるといいました。これは、どれだけ私たちが外からの糖の摂取を絶っても、カラダが糖を要求することは止められないからです。
つまり、私たちが糖の摂取を絶つことで外から体内に取り込まれる糖は完全にストップします。そこで、糖の供給がなくなったカラダは仕方なく体内に蓄えている脂肪を糖に変えてエネルギーに充当するようになるのです。
このサイクルをカラダが維持できるのが21日、つまり3週間がそのピークというわけです。
では、21日(3週間)を経過してもなお、外から糖の供給がない場合カラダはどうするのかですが、この状態になってはじめてカラダは体内に蓄積している脂肪を燃やして強制的に糖を捻出するようになります。要は、糖の蓄積で脂肪が作られるときと逆の流れが体内で起こるのです。
カラダの中で起こるメカニズムは私たちの意志で操作できるものではなく、変えられない仕組みには従う以外に選択肢はありません。だったら、その仕組みを正しく理解したうえで逆に利用すれば、太ったカラダは確実に痩せざるを得なくなる他ないわけです。
脳(カラダ)
おい、糖ないねん!糖分摂れや!
無理やな。お前、脂肪溜め込んどるやないか。
その脂肪燃やしたら、糖捻出できるやろ。
人
脳(カラダ)
これは万が一の時のために置いとるんや。ええから早よ糖摂れや!
アカンな。自分で何とかするこっちゃ。
人
脳(カラダ)
(ちっ!ケチくさいのぉ!糖が不足したら俺が脂肪燃やして糖を作ることまで知っとるんかいな。せかっく溜め込んだ脂肪やけどしゃあない、崩して糖にするか…
この流れは、糖を銀行預金に置き換えてみるとイメージしやすいかもしれません。何かあったときのために普段からコツコツ貯めていた貯金(脂肪)を、一時的に収入(糖)が止まったときの生活費(エネルギー)に充当するような感じ…、でしょうか。
すなわち、糖の摂取を絶って21日後(3週間後)が、その後、食事制限だけで目に見える体型の変化があらわれ始めるダイエットのスタート地点になるわけです。
よって、筋トレも運動もせずに食事制限だけで劇的に痩せるダイエットを実現したいと考えるなら、この最初の3週間(体内中の糖分を空にするための準備)は3ヶ月間という短期間で確実に痩せるために絶対に必要な準備期間になるのです。
では、糖が脂肪になる流れと脂肪が燃焼されて糖が捻出される仕組みを理解したところで、「摂取し続けなければならない食材」と「摂取してはならない食材」について見ていきましょう。
「摂取してよい食材」と「摂取してはならない食材」
人が「美味しい」と感じる食材のほとんどには、糖分が含まれています。言い換えれば、あらゆる食材のほとんどは糖分によってその味を感じられているといえるでしょう。
「摂取していい食材」と「摂取してはならない食材」を以下に列挙しておきますので参考にしてください。
糖質が少ない食材 | 糖質を多く含む食材 | |
穀類 | 米・パン・麺などの主食全般 【ご飯・餅・小麦粉・そば・うどん・お好み焼き・たこ焼き・ピザ・餃子の皮】 |
|
豆類 | 大豆・豆腐・納豆・枝豆・湯葉・油揚げ…etc | ひよこ豆・そら豆・いんげん豆・あずき・レンズ豆…etc |
芋類 | こんにゃく | サツマイモ・ジャガイモ・山芋・里芋・春雨・マロニー |
野菜類 | キャベツ・レタス・きゅうり・小松菜・チンゲン菜・ネギ・ブロッコリー・ほうれん草・もやし・カリフラワー…etc】 | かぼちゃ・トウモロコシ・れんこん・ゴボウ・大根・ニンジン・タケノコ・玉ねぎ…etc |
甘味料 | 砂糖・黒糖・グラニュー糖・ハチミツ・メープルシロップ…etc | |
種実類 | 杏仁・ごま・クルミ | 銀杏・栗 |
果実類 | アボカド | フルーツ全般 【いちご・りんご・みかん・パイナップル・バナナ・メロン・ぶどう・マンゴー…etc】 |
乳類 | チーズ | チーズ以外 |
キノコ類 | 全般 | |
藻類 | 全般 | |
卵類 | 全般 | |
肉類 | 全般 | |
魚介類 | ほぼ全般 | 練り製品 【かまぼこ・ちくわ・ソーセージ…etc】 |
アルコール類 | 蒸留酒 【ウイスキー・焼酎・ブランデー・ウォッカ…etc】 |
混成酒・醸造酒 【ワイン・日本酒・ビール・発泡酒・梅酒・白酒…etc】 |
嗜好類 | コーヒー(ブラック・微糖)・紅茶・お茶・水 | 砂糖・シロップ・カフェオレ・ジュース全般 |
調味・香辛料 | 塩・コショウ…etc | 醤油・ケチャップ・ポン酢・みりん・砂糖・ソース全般・ルウ(カレー・̪シチューなど)…etc |
「えー?!」と思うような意外な食材もあったかもしれません。ですが、私はこれに加えて一日の糖分摂取量を30g 以下、一食当たりの糖分摂取量を10g 以下に抑えるという条件も加えました。
ダラダラ続けるつもりはなかったですし、最短最速で結果を出すつもりで始めましたので、目的の妨げになる要素はすべて排除したかったからです。
スーパーやコンビニに行く機会ができたときは、手に取った食材の裏面に記載されている栄養成分表示欄を確認してみてください。糖質10g 以下の食品は、見つけるほうが大変なぐらいほとんどないことに気づくでしょう。
とはいうものの、ローソンなどのコンビニでも糖質ほぼゼロの食品は見つかります。
ご覧のとおり、3つすべて合わせても糖質はわずか1.1gに収まります。さらに、納豆や味噌汁、野菜(葉菜類)を追加しても10g には届きません。
レジ横にある「おでん」の中にも、糖質ゼロに近い食材は見つかります。
ここまでの解説だけでも、糖質の低い食材には「薄味」「物足らない」「パンチがない」「味気ない」といった共通点があり、私たちが普段美味しいと感じるもののほとんどは、糖分によってその味を感じられているということが改めてわかるかと思います。
主食を摂らない分、種類を優先すれば多少食費はかさむかもしれませんが、食材を上手に選べば糖質の摂取量を抑えつつ満腹感を得ることはそれほど難しいことではありません。
なお、ダイエットは成功したいけどアルコールやお酒は止められないという方は、「水分不足は体臭が強くなり細胞の腐食が加速する」という記事の、水分の摂取は「お茶」もしくは「水」に限定するをご覧になってみてください。
お酒に含まれる糖分の割合を一覧にしていますので、アルコール類は糖質の低い蒸留酒に限定すれば何ら問題ありません。ちなみに私は、糖質0g のウイスキーと焼酎に限定しましたが、一週間に1本空けるぐらいのペースで飲んでも減量には何ら支障は出ませんでした。
「摂取してよい食材」と「摂取してはならない食材」のまとめ
先の表の中には、少量なら構わないが摂りすぎると良くない食材も「糖質を多く含む食材」欄に含めています。実際に私が実践で取り入れた方法をまとめておきますので、ここで整理しておいてください。
肉類・魚介類・キノコ類・豆類・藻類・卵類・野菜類。
ただし、肉類・豆類・野菜類の一部は、摂取の仕方を誤ると結果を遅らせる原因になるので注意。
- 衣(小麦粉)をかぶった肉類(唐揚げ・フライなどの揚げ物)は排除。
- 豆類は、「納豆」と「枝豆」に限定。
- 野菜は、根菜(大根・かぼちゃ・ニンジンなど)を一切取らず、葉菜類(ほうれん草・キャベツ・レタス・きゅうりなど)に限定。
穀類・芋類・甘味料・種実類・果実類(果物・フルーツ全般)・乳類(チーズ以外)・調味香辛料(塩・コショウ以外)・アルコール類(ウイスキー・焼酎以外)・肉類(揚げ物)・根菜
これらの条件を踏まえた実際の食事の一例が、こんな感じです。
- 小松菜とたまごの炒め物(味付けは塩)
- キャベツとサラダチキン(味付けは塩コショウ)
- 味噌汁(豆腐・椎茸・えのき・ネギ)
- 納豆・チーズ・お茶
納豆と味噌汁を除けば、糖質はほぼゼロです。
(納豆自体は糖質ほぼゼロ。タレと辛子の糖分に注意。)
減量半ばに入ってくると胃袋も小さくなってくるため、これだけの量でも十分満腹感を感じられるようになります。食事と食事の間に空腹を感じたときは特に我慢もせず、冷蔵庫にある残り物で度々間食を繰り返しました。
カラダに取り込む食材さえ誤らなければ、間食は何の問題もないのです。
- 湯がいたささみ(味付けは塩)・しらす・ネギ・味のり
- 納豆・お茶
私は食事においてはまったく好き嫌いがない人間ですが、人によっては好き嫌いがあり、食材によってはアレルギー反応が出る方もいるかと思います。
制限される食材は多々ありますが、糖質の低い食材で空腹を満たすことは、探せば意外と見つかるものです。
食材への誤解
太る原因になる食材を聞くと、多くの人は「ラーメン」「丼物」「ケーキ」「ピザ」などの固形物をイメージしがちですが、糖そのものはその実態を肉眼で確認できるものでありません。
固形物で太るのはわかるけど、液体物で太ることはないやろ…
人間にはこういった先入観があります。ですが、これは大きな間違いなので注意しなければなりません。
固形物より糖分を多く含む液体物は、私たちの認識を超えてゴロゴロ存在しているのです。
糖質ダイエットを実践している人の中には、「摂取してよい食材」と「摂取してはならない食材」をちゃんと守っているのに結果が出ないという人がたまにいます。こういう方は、摂取している食材自体には何の問題もないのでしょう。
なのに、結果が出ない…。
この原因は、味付けに使っている調味香辛料に含まれる糖分が足を引っ張っている可能性が高いと考えられます。
例えば、冷奴はネギや生姜が添えられて出てくることが多いと思いますが、このまま食べても味はありません。なので、ほとんどの人は醤油やポン酢をかけて食べているかと思います。
しかし、先の表でも述べているとおり、醤油やポン酢は糖分を多く含む食材に分類される調味香辛料の一種です。いくら食材に気を使っても、これでは*骨折り損のくたびれ儲けになることは免れません。
労力を費やしたのに効果がなく、疲れだけが残ること。
- いくら糖分を含んでても、飲み物でカラダは太らんやろ…
- 味付けに使う調味料や香辛料でカラダが太るとかあり得ない
そう思いたいところですが、これらは十分脂肪を形成する原因になるものなのです。
食材や飲料に含まれる糖分は、基本的に私たち人間の目に映ることがないため、実態の確認できないものが目に映る脂肪に変わるというのはイメージしづらい話かもしれません。
ですが、実態があろうがなかろうが、目に映ろうが映ろまいが、カラダは体内に取り込まれた糖分を確実に吸収します。
特に、調味料や香辛料はその中に糖が溶け込むことによって味を形成していますので、物足らないと感じた食材には無意識のうちに多用しがちな極めて注意が必要な部類の一種といえます。
あなたの3ヶ月間を無駄にしないためにも、特に見落としがちな調味料と香辛料に含まれる糖分には十分注意し、他の味付けが見つからない場合は必要最低限に留めるようにしましょう。
摂取し続けなければならない食材
「摂取してよい食材」と「摂取してはならない食材」について触れましたが、最短かつ確実に結果を出すためにはそれに加えて「摂取し続けなければならない食材」があることも忘れてはならない重要なポイントです。
今回紹介しているダイエット方法は、筋トレや運動をすることなく食事制限だけで減量を実現することが目的です。したがって、筋肉の衰えだけは何が何でも阻止しなければなりません。
なぜなら、体内中の筋肉量が減少すると疲れやすくなるだけでなく、逆に太りやすく痩せにくい体質を作ってしまうからです。代謝も悪くなり、体調も崩しやすくなるでしょう。
無謀な食事制限によってリバウンドしてしまう女性は、摂取し続けなければならない食材まで絶ってしまい、脂肪と同時に筋肉まで落としてしまうことが最大の原因と考えられます。
知ってのとおり、体内中の筋肉はタンパク質によって維持されます。現状の筋肉量を落とさないためにも、タンパク質だけは絶対に摂取し続けなければならないのです。
先ほど挙げたローソンの商品は、タンパク質を多く含む食材の一例です。「糖質はほぼゼロなのに、タンパク質は多い」、これが糖質ダイエットには欠かせない食材となります。
ちなみに、煮たまごは6.6g、サバの塩焼きは13.4g、サラダチキンに至っては26.9g ものタンパク質が含まれています。すべて合わせると、糖質1.1g に対してタンパク質は46.9g も摂取できることになります。
栄養成分の割合から言えば、短期間で痩せるための食事としては理想の配分といえます。
まとめ:短期間に確実かつ簡単に痩せるダイエットの方法
最後に今回の要点をまとめておきますが、その前に今回の記事について注意事項がございます。
非常に重要なことですので、今回の記事の内容を参考にダイエットを実践される方は必ずご理解いただいたうえで行ってください。
誤解しないでください
私は、3ヶ月と3週間(ダイエット期間は実質3ヶ月)で18.5kg(80kg ⇒ 61.5kg) の減量に成功しましたが、これはあくまでも私の結果であって、あなたが目標とする数値ではありません。
私が18.5kg の減量に成功したからといってあなたも18.5kg 減量できるとは限りませんし、逆に私以上の減量が実現するかもしれないのです。
つまり、私は重さにして18.5kg 分の無駄があったからこれだけの減量が実現したのであって、あなたは18.5kg も減量する必要がないかもしれないのです。
仮にあなたの体重が55kg だとしたら、ここから私と同じ18.5kg も落としてしまうと36.5kg になってしまいます。36.5kg という体重は、身長129cm の方に最適な体重です。
つまり、減量前の私の80kg という体重は身長191cm の方に最適な体重であって、身長168cm の私には明らかに重すぎただけなのです。だから3ヶ月で-18.5kg という、数字だけで見れば「異常」と思えるほどの結果が出たわけです。
なので、仮に私が今回の減量を体重70kg からスタートしていれば、3ヶ月で-8.5kg という結果になっていましたので、ここは数字に惑わされないよう注意してください。
ダイエットを始めようと思ったときは、肥満度をチェックできるサイトで標準値からどれぐらいズレているのかを先に確認してから改めて検討し、標準値内に収まっているようならダイエットの必要はありません。
① 「22」未満なら問題なし。
② 表示体重より実体重のほうが軽いなら問題なし。
③ -(マイナス)なら問題なし。
④ 20%未満なら減量の必要なし。
- 肥満度チェックにアクセス。
- 現在の身長と体重を入力し、「判定」をクリック。
- ①②③④の項目すべてが標準値内に収まっていれば、減量の必要なし。
- ①②③④の項目すべてが標準値内に収まる体重と、標準値を超える体重の境(③が + から – にマイナスに変わった直後に②に表示される体重値)を見つける。
- 現在の体重(入力した体重)から③がマイナスになった直後の②に表示される体重との差が目標にする減量体重。
成功するダイエットための準備と条件
では、今回の内容をまとめておきます。
以下に列挙する項目のどれか一つでも怠ると結果が出るのが遅れたり、その効果が弱くなったりすることを事前にご理解いただきますようお願いいたします。
- 目的(自分は何のためにダイエットをするのか)を明確にする
- 糖質制限を始めて最初の21日(3週間)は体内中の糖分を空するための準備期間
※例え一食でも、途中で主食や糖質の高い食材を摂取した場合は最初からやり直し。 - 糖質制限を始めて22日目からがダイエットの実際のスタート地点。
- 脂肪は落としても、筋肉だけは絶対に落としてはならない(豊富なタンパク質が必要)。
- タンパク質を豊富に含む食材を選択する一方で、極力糖質の低い食材にフォーカスする。
※カロリー合計は気にしなくてよい。 - どうしても物足らなさを感じるときは、極力糖質の低い食材で補う。
- 肉類(揚げ物以外)・魚介類・キノコ類・豆類(納豆・枝豆など)・藻類・卵類・野菜類(根菜以外)を積極的に摂取する。
- 穀類・芋類・甘味料・種実類・果実類・乳類(チーズ以外)・調味香辛料(塩・コショウ以外)・アルコール類(ウイスキー・焼酎以外)は絶対にカラダに入れない。
- 「液体物でもカラダは太る」と深く認識する。
- 糖分を多く含む調味料と香辛料には特に注意する。
- 一食10g 、一日30g 以下がキツい方は、一食30g 、一日100g 以下でも構わない。
※結果が出るのはその分遅く弱くなるが、ストレスが大きくなるよりは良い。 - 間食は何度しても良いが、摂取する食材を絶対に誤らないことが条件。
3ヶ月と3週間で18.5kg の減量に成功した管理人
「カラダの仕組み」と「食材がカラダに与える影響」をきっちり理解したうえで減量開始。
主食を絶って3週間(21日)経過。
体内中の糖分が空になったところで、ようやくダイエットのスタート地点に立つ。
この時、すでに5.2kg 減。
糖質制限開始から45日が経過。
(体内中の糖分が空になってから24日経過)
真ん丸に膨れていた腹が締まり始め、薄っすらラインが見え始める。
この時、体重10.7kg 減。
糖質制限開始から75日が経過。(体内中の糖分が空になってから54日目)
腹回りの贅肉が落ち、寸胴体型とさようなら。この時、体重16kg 減。
糖質制限開始から81日が経過。(体内中の糖分が空になってから60日目)
胸の弛みも少し解消され、腹回りは骨が浮き出るところまでに到達。
最終、18.5kg 減で予定通り3ヶ月と3週間で目標達成。
結果、18.5kg の減量に成功し、すべて標準値に収まりました。
1ヶ月目(10.7kg 減)
2ヶ月目(16kg 減)
3ヶ月目(18.5kg 減)
3ヶ月と3週間(実質3ヶ月)で18.5kg の減量に成功し、すべて標準値内に収めることに成功。
今回の減量を終えて、あらゆる食材に紛れ込む糖質がどれほど人間の体型に影響を与えるのかを身に染みて感じました。
糖質の摂取量を必要最低限に抑えるだけで、わずか3ヶ月ほどの期間で人間のカラダはこれほどまでに変化を遂げることができます。
糖質制限に加えて筋トレや運動をかましていれば、もっと大きな変化を得られていたかもしれませんが、今回は「短期間」「確実」「簡単」「成功」がポイントでしたし、私自身カッコいいカラダを作りたかったわけではなく、健康なカラダを取り戻すことが目的でしたので、それが食事制限だけで改善できることを証明できただけでも良かったと思っています。
ダイエットを決意したときは、ぜひ今回の内容を整理し、カラダの仕組みと食材がカラダに与える影響をきちんと理解したうえで始めるようにしてほしいと思います。それが、「短期間」「確実」「簡単」「成功」につながると私は確信しています。